魅惑の風俗求人~私、デリヘル嬢になりました。~

短編小説|OLからデリヘル(風俗)嬢へ堕ちていく

魅惑の風俗求人~私、デリヘル嬢になりました。~

 体験入店にて・・

一日体験入店というのは、その風俗店で実際に働いていけるかお試しで勤務できるシステムです。詳細は実際の風俗店によって様々ですが、今回私が面接したお店は、まる一日、勤務するのではなく、一回だけお客様の相手をしてみて判断できるというものでした。迷わず、その体験入店を希望すると、最初に身分証明書の確認を求められました。というのも、この風俗求人、中には、家出中の中学生なども応募してくる為、採用するお店側も最新の注意を払っているとのことでした。

ただ、実際に風俗店で働いた経験のない私。そもそも、風俗はおろか、男性経験すら、10代で結婚、出産を経験した私にとっては、あまり他の人に自慢できるほどの経歴がありませんでした。その不安を、お店の男性スタッフに伝えると、「でしたら、実技講習もできますよ」と答えて下さりました。風俗の実技講習!?

正直、そもそも風俗で見知らぬ男性に性的サービスをすることすら、お金の為といやいやながらの仕事なのに、その前に、お店で実技講習!と一気に最初に嫌悪感が津波のように押し寄せてきましたが、その実技講習も、簡単なビデオ講習もあれば、本人の希望次第で、お店のスタッフへの実際の講習もできるというものでした。最初は、だったら、ビデオ講習にきまってる!

と思った私も、徐々に、いざ本番で本当にサービスできるか?とう不安がこみあげてきた為、意を決して実際の実技講習をお願いしました。場所は、市内のラブホテル。ラボホテルになんて来たのはいつ振りか。その雰囲気にすら、若干ドキドキしていると、相手の男性スタッフは、とても事務的にその準備を始め、気が付くと、さっきまで、ニコニコと笑顔でさわやかにすら感じたそのスタッフは、一糸まとわぬ姿で私の前に立ち尽くしていたのです。

そこからは、正直あまり記憶がありません。覚えているのは、私のうちに秘めた激しい性への欲求と、その若い男性スタッフの肉体とが、濃厚に絡みある夢のような時間でした。大学生の息子を持つアラフォーの自分の中に、まだ、これまでの性欲が眠っていたことに驚きながら、頭の片隅には、故郷ののどかな風景がフラッシュバックしてくるのでした。お母さん、私、デリヘル嬢になりました・・。